2025.05.14
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謎のルール2(自転車はなぜ車道を走る?)

投稿者:池内優太
自転車、車道

前に、踏切手前で一時停止義務が課されていることを題材にブログを書きましたが、今回は「自転車が車道を走る」というルールをテーマにしてみました。

まず最初にお伝えしたいのですが、実は法律には「自転車は車道を走らなければならない」とストレートに定めた条文はありません。

①道路交通法17条1項で「【車両】は車道を走らなければならない」と規定され

②同法2条1項8号で「【車両】という中には【軽車両】が含まれる」ことが定められ

③同法2条1項11号で「【軽車両】の中には【自転車】を含む」ことが定められているのです。

つまり、自転車は軽車両であり、軽車両は車両であり、車両は車道を走らなければならないとされているので、その結果として、自転車が車道を走らなければならないことになるのです。


さて、皆さんなぜ自転車が車道を走るのか疑問に思ったことはありませんか。

特に、普段車を運転する方からすると、危ないと感じることが多いことと推察いたします。

ルールは先ほど説明したとおりですが、そこには、「ではなぜ自転車は車道を走るべきなのか?」という問題意識に関する答えはありません。


ここで個人的意見を述べてしまうと、私は、そもそも自転車は歩道を走るべきだと思っています。

理由は単純で、自転車vs歩行者の速度差・質量差より、自転車vs自動車の速度差・質量差の方が大きいために、接触により重大な事故を引き起こしやすいからです。

もうひとつ、厄介なのは「自転車は車道を走る」という認識が行き過ぎて「俺は車と同じところを走っていいんだ」と言わんばかりのこのような方が時々現れることです。









片側3車線の幹線道路です(ここは横断歩道がなく、歩行者と自転車は地下道を通る構造になっています)。

そこをあたかもバイクのようなノリで右折していく自転車です。恐ろしいものを見ました。

ちなみに、道交法では、自転車は道路の左端を走らなければならないとされていますので、これは完全な違反です。


 最近では、車道の左端に自転車通行帯を明示する道路も増えてきました。

ですが、それでも私は自転車の車道通行に反対です。

道路自体が狭すぎて自転車通行帯が機能していない箇所が多く、歩道を走った方がまだマシだと感じられるからです。

ご覧ください。








自転車に、ここを走れと言うのでしょうか。勘弁してください。

車の方も、こんなところを自転車に抜けられたらたまりません。


それ以外でも、車道のど真ん中を時速5~6kmで蛇行して大渋滞を生み出す年配の方の自転車や、自分をバイクと勘違いしたような雰囲気で堂々と車道の真ん中を滑走するなんとかイーツの自転車などを、車に乗っていると日々見かけます。

これが「自転車は車道」という知識だけを持ってしまった結果なのだとすれば、もう少し啓蒙をするか、いっそ自転車は歩道を走るように法改正してはどうかと思うのですが。

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