2025.03.27
ブログ

24-25 ウユニ塩湖旅行記⑤

投稿者:二川伸也
142075

弁護士の二川です。


旅行記の続きです。前回は→https://yotsuba-law-office.jp/blog/20250221-153/


リマに戻ってきました。

飛行機から降り、バスでターミナルに向かっていたところ、ラパスでツアーをしていた、あの女性とまた会いました。

どうやら、リマ観光を終えたら、次にはメキシコに向かうそうです。海外一人旅で10日以上。すごい。でもめっちゃ楽しそう。

お互いの旅の無事を祈りつつ別れた後に、空港内を歩いていると、違う便に乗っていたであろう添乗員さんの軍団が出てきました。

1月1日のフライトだったからか、被り物をしていたり、楽しそうな格好をしていました。良いですね。


入国検査を終え、到着ロビーに着くと数日前にガイドしてもらったシゲルさんと再会。たった数日ぶりなのに、濃密な数日間であったため、とても久しぶりな感じを受けます。

現地時間にすると、1月1日の午前中でしたが、空港内はとても活気がありましたが、脇目も振らず車に乗り込み、滞在するホテルに連れて行ってもらいました。


この日の予定はフリーで、ホテルで過ごしても良いし、自分たちで周辺を散歩したり観光したりしても良いしということでした。

ということで、まずホテルに着いたのですが、 リマの新市街の良いところ、しかもホテル自体も結構高級なホテルでした。

デイユースとはいえ、こんなホテルに滞在できるだけでもラッキーな気持ちでした。

朝食を食べていなかったので、妻と二人で街のどこかで食べるかという話をホテルに着くまではしていたのですが、

ツアーだからなのか、デイユースでも朝食が付いているということで、朝食がどのような感じか見てみると、

私の大好きなビュッフェ形式で、かつ、とてもおいしそうな料理、飲み物がたくさん並んでいました。 妻も同じように思ったようで、朝食はビュッフェで食べることにしました。

最高でした。

客室もすごく綺麗で、デイユースだけなのが本当に惜しいくらい素晴らしいホテルでした。


朝食を終えた後、街を散策することにしました。 といっても、何の情報も無いと散策も難しいので、ホテルに到着するまでの車内で、シゲルさんにいろいろ聞いてはいました。

まず、オススメされたのが、リマの人気ショッピングモールです。ネットで調べてみたところ、ホテルからは割と近そうなので、早速行ってみました。

すると、1月1日ということもあってか、1店舗しか営業していませんでした。残念ではありましたが、街歩き自体がとても楽しかったので、それもまたよし。


他にも、猫がいっぱいいる公園にも行きました。

どうやら、自治体が猫をとても大事にしており、公園の中に猫の小屋をいっぱい作ったりしていて、猫がとてもリラックスして、公園でたむろしていました。 癒やされましたね。

他にもお土産物市場のようなところに行ったり、コンビニに行ったりと町歩きをたくさんしました。

食べ歩きのようなこともしたりして、とても楽しかったです。

これまでの日程が割と強行軍なところもあったので、のんびりと町歩きできたこと自体が最高でしたね。


昼食は、リマというかペルーで有名な、炭火焼きローストチキンが食べられるお店(Pardo’s Chicken)に行きました。

メニューを見たところ、英語であってもほとんど分からなかったので、ここでも大活躍のGoogle翻訳を使ったところ、

メニュー表の最上部くらいに、オススメ!みたいに書いてあるメニューがあったので、それを注文しました(なお、メニュー名自体は、一体何を指しているのかよくわかりませんでした。)。

すると、炭火焼きローストチキンではなく、鶏の唐揚げが出てきました。これは非常に驚きました。妻と笑いました。

メニューの最上部にあり、かつ、オススメと表記されたものが、看板商品ではない、というパターンがあるんですね。これは、ペルーに一本取られました。ちなみに、唐揚げはとても美味しかったです。

空港に同じ店舗があるのは、リマからラパスに飛び立つときに空港を利用した際に見ていたので、またそこで食べればいいか、なんて思いつつ食べました。


昼食や街歩きを終えて、疲れてきたのでホテルに戻って休憩をし、さあ後はリマからニューヨークに行くのみ、というところだったのですが、

私は、空港の激混み具合を考えると、もしかしたら、Pardo’s Chickenを食べられないかもしれない、

注文するときに、英語で冷静にコミュニケーションが取れずにまた唐揚げを選んでしまうかもしれないという不安がありました。

そこで、全く空腹ではなかったですが、軽く寝ると宣言していた妻を残し、再度、Pardo’s Chickenに向かいました。


一人で、南米で、外食するなんてことが自分の人生にあるとは思っていなかったので、相当な勇気が必要でした。

そこで、可能な限り、店舗に行く前にネットで、メニューのどれを選べば炭火焼きローストチキンを食べられるのか分析し、万全の状態で店舗に乗り込みました。

一人で行くと、途端に弱気になり、おどおどしてしまいそうになるところを勇気を振り絞って、店員に声をかけ、何とかテーブルまでたどり着きました。

そして、事前の分析どおりに商品を注文し、ついに炭火焼きローストチキンにありつけました。

非常に美味かったです。ただ、お腹がめちゃくちゃいっぱいになりました。

一人で食べているアジア人だったからか、男性の店員さんが、美味いか!?と聞いてきてくれました。

美味い!というと、サムズアップしてくれました。やはりラテンはノリが良い。


無事に食事を終えて、ホテルに戻って休憩をしていると、いよいよニューヨーク行きの空港に向かう時間がやってきました。

フロントに行くと、既にシゲルさんが待機してくれており、合流して空港に向かいました。

道中、シゲルさんから、ツアーガイドの裏話というか、闇の深い話を聞きました。別に守秘義務があるようなことではないですが、

闇が深かった、というか外国人観光客対応のツアーガイドってめっちゃ大変だなという話だったので、割愛します。気になる人は、私の記憶があるうちに聞いてください。


空港に着いたら、シゲルさんが一緒にチェックインカウンターまで来てくれるということでした。

しかし、我ら夫婦もろとも、空港の入口に立つ職員になぜか空港に入ることを拒まれ、シゲルさんが数分交渉していました。

最後はもちろんなんとかなったのですが、リマからラパスのときには何も苦労しなかったのにと思っていたら、

シゲルさんが、職員によって対応は全然違う、と言っていました。

また、チェックインカウンターでも、対応してくれる職員によって、esta(ざっくり言うと、アメリカ入国に必要なもの)を見せたり、見せなくてよかったりとがあるようでした。

外国に旅行する際には、あらゆるケースを想定しておきましょう。


シゲルさんと別れる直前に話をしていたのですが、シゲルさんは、ツアーガイドとして独立して1年ほど(だったかな)経ったばかりのようでした。

最初は仕事がさほどなかったけれども、丁寧に一生懸命やっていたら、徐々に引き合いが増え始めて、今では一日に複数のツアーガイドをこなすくらいになり、

最近では、ツアー用の大きめの車も買った、と言っていました。

勝手にシンパシーを覚えて、私も仕事を頑張らなきゃいけないなと思いました。

また、シゲルさんは今は個人事業主と言っていたので、早く会社を作って、社長になっちゃいましょう、と応援しておきました。

次にペルーに来るときには、会社社長のシゲルさんに会えるかもしれないな、と思いつつ、シゲルさんと別れ、搭乗口に向かいました。


搭乗口で待っていたときのこと等も書きたいので、敢えてここで切ります。


写真は、街歩き中に見つけた、建設途中なのか、解体途中なのか、人が住んでいるのか、住んでいないのか、

何とも判別の付かないマンション?みたいな建物です。私はこの建物に非常に南米を感じました。


ブログ一覧へ戻る

NEW

カテゴリ

サブカテゴリ

ARCHIVE