2024年10月11日 10:53:00
控訴審で結論は変わるか(民事編)
日本は三審制であることは皆さんご存じかと思いま...
弁護士の二川です。
先日、事業承継セミナーに司会として参加してきました。
日本の中小企業のほとんどは同族経営であり、事業承継となると親族(主に子)へ引き継ぎを考えることとなります。
もっとも、後継者選びに悩んでおられる経営者の方は多くおられる印象です。
今回のセミナーでは、事業承継にはいろいろな論点があるところ、ファミリービジネスを中心に勉強しました。
セミナーの後半では、「家系学」を研究されている方をお招きし、より深く、ファミリーという点に向き合い勉強できました。
最初は、「家系学」と聞き、いったい何なのか、もしかしたら怪しい感じのものなのかと疑っていた点が全くないとは言いません。
しかし、セミナーが進むにつれて、そういった疑いを持っていたことを反省しました。
詳細な説明は省きますが、親族間での事業承継を考えるにあたっては、素養や税務の視点だけではなく、血縁という観点も検討に加えてみると、
話がスムーズに進む場面もあるかもしれないと考えさせられました。
経営者の高齢化や後継者不足が徐々に問題化する中で、今後、弁護士として事業承継に関与する機会も増えると思われますので、
今回のセミナーをきっかけにさらに事業承継への知見を深めていかなければならないと感じました。
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