取り扱い分野 CASE
【従業員とのトラブル終結】労働組合に加入した従業員と訴訟になったが、最後は退職に至った事例/法人
労働分野
依頼前の状況
ご相談者様の法人には、問題行動を行っていた従業員がおり、その従業員は他の従業員を煽り、法人との関係を悪化させる従業員が複数名いました。 そこで、従業員の解雇を見据え、お見えになりました。また、お見えになる頃には、問題となる従業員は他の従業員と一緒に労働組合に加入していました。
依頼内容
従業員を最終的に解雇すると同時に、労働組合との団体交渉もご依頼くださいました。
対応と結果
従業員の問題行動をまとめ、解雇通知を発出しました。その後、労働組合から解雇の撤回を求められましたが、撤回はしなかったところ、解雇無効確認の訴訟を提起されました。 訴訟では、従業員側は労働組合の力を借りて手続きを進めていたため、弁護士が他の従業員から問題行動のあった従業員に関する話を聞き、書類にまとめ、裁判所に提出する等激しい争いとなりました。 最後は、一定程度の解決金を支払うことにはなりましたが、従業員は復職せず、今後は法人に関与しないとの誓約をする和解が成立しました。 これと並行し、労働組合との団体交渉を行い、労働組合から納得できる提案等があれば法人の運営に活かすなど、対立するだけではなく、今後のことも考え良好な関係を築けるようにも配慮し、最後には労働組合に加入する従業員がいなくなり、団体交渉も終了しました。