取り扱い分野 CASE

【遺産分割で評価額計2,630万円を獲得】遺産分割で依頼者の要望を実現した事例/40代女性

相続分野

依頼前の状況

ご相談者様の父は、亡くなってから15年以上経過していましたが、長女が県外にいる上、ほとんど遺産分割の協議に応じないため、遺産の処理が未了のままとなっていました。
そこで、遺産分割を進めるべく、当事務所へお見えになりました。


依頼内容

長女と連絡を取った上、遺産分割を完了させてほしい、その上で、県外にいる長女に代わって、自宅不動産を管理してきた部分を遺産分割において評価してもらいたいとご依頼くださいました。

対応と結果

ご依頼を受けた後、遺産調査をした上で、依頼者の母とも協力の上、長女に対して遺産分割協議を申し入れました。
しかし、応答がなかったため、家庭裁判所に遺産分割調停を申し立てました。
遺産分割調停において、不動産価格が争点になりましたが、こちらに有利な価格を前提に調停が進みました。
また、ご依頼者様及びご依頼者様の母が被相続人死亡後、自宅不動産2棟の修繕等により費用を支出してきた点につき、修繕に関する領収証等をもとに丁寧に説明することで、裁判所の理解を得て、遺産分割内容に有利に評価してもらいました。
それにより、ご依頼者様及びご依頼者様の母の二人の合計で、預貯金430万円及び自宅不動産2棟(評価額2,200万円)を取得しました。